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行政保健師のやりがいとは?論文に学ぶ「やりがいを構成する8つの要素」

「行政保健師の仕事に、やりがいはあるの?」——これから目指す人も、いま働いていて迷っている人も、一度は考える問いだと思います。

この記事では、対人援助職の「やりがい」を研究した論文をもとに、やりがいを構成する8つの要素を現役行政保健師が解説します。いまの職場に何が足りていて何が欠けているのかを整理する、チェックリストとしても使ってください。

「対人援助職におけるやりがい」を研究した論文によると、やりがいの構成要素は以下の8つに分けられます。

  1. 支援対象者への実践
  2. 専門性の発揮
  3. 職場の雰囲気
  4. 職場の人間関係
  5. チーム連携
  6. 待遇
  7. 私生活と仕事の両立
  8. 自己成長
目次

①支援対象者への実践|住民からの「ありがとう」

行政保健師のやりがい要素の1つ目は、地域の人への健康教育や訪問など『支援対象者への実践』をすることです。

地域の方から「ありがとう」と言われるなど『対象者の肯定的反応』がやりがいにつながります。

支援対象者から喜ばれる、成長する、関係が構築できたという対人援助職の愛他的な価値観が充足されることから、この構成要素は対人援助職の中核となるものであると言える。

対人援助職における 「やりがい」 の構成概念に
関する系統的レビュー,近藤孝司,上越教育大学研究紀要
行政保健師             ななみ

『支援対象者への実践』がやりがいを生む中核となるんだね。

②専門性の発揮|スキルを発揮できたという実感

行政保健師のやりがい要素の2つ目は、子どもの成長発達を評価したり、健康診断の数値から改善策を提案するなど、『専門性を発揮』することです。

自分の知識や経験値から判断するため、『スキルを発揮できたという実感』がやりがいにつながります。

行政保健師             ななみ

自身の裁量で仕事をコントロールできているという感覚だね!

③職場の雰囲気|職場の一体感・建設的な雰囲気

やりがい要素の3つ目は、『職場の雰囲気』です。

現在働いている職場の人間関係や雰囲気が良く,職場に貢献しているということに『職場の一体感・建設的な雰囲気』を感じ、やりがいにつながります。

行政保健師             ななみ

職場の方針に納得できるなど、所属先との一体感を表しているね!

④職場の人間関係|同僚からの理解や指示・共有

やりがい要素の4つ目は、『職場の人間関係』です。

普段から職場の同僚に理解されている・受け入れられているなど、信頼感があり、一緒に働けることに「やりがい」を感じます。

信頼できる上司や相談できる同僚・頼ってくれる部下などが該当します。

行政保健師             ななみ

その人のために頑張り、
信頼・受容されることで「やりがい」を感じるね。

⑤チーム連携|チームの一体感・活性度

やりがい要素の5つ目は、『チーム連携』です。

多職種連携や協働を通して効果的な支援ができたというチームでの達成感や、スタッフの間に強い信頼感が作られたという『チームとしての一体感』です。

行政保健師             ななみ

チーム医療や多職種連携のように、対人援助職にとって重要な業務のひとつだね。

人間関係の充実という点で『④職場の人間関係』と似ているが、『④職場の人間関係』は現在の職場のスタッフであるのに対し、『⑤チーム連携』は職場以外の組織のスタッフも含むことがあるという点で異なります。

⑥待遇|経済的対価・見合った待遇

やりがい要素の6つ目は、『待遇』です。

高い報酬や充実した福利厚生、休みのとりやすさ、残業の少なさなど、仕事に費やす労力に見合う対価があることで「やりがい」を感じます。

行政保健師             ななみ

自分の評価が数字で現れると嬉しいね。

⑦私生活と仕事の両立|理想の人生設計

やりがい要素の7つ目は、『私生活と仕事の両立』です。

他の構成要素が仕事に限定されるのに対して、私生活を含んでいるという独特な特徴をもっています。

行政保健師             ななみ

プライベートが充実していることで、仕事への活力が出てくるね!

⑧自己成長|スキル成熟と知識の深まり

やりがい要素の8つ目は、『自己成長』です。

仕事を通して自身のキャリアや知識が深まったことで「やりがい」を感じます。

行政保健師             ななみ

行政保健師として知識と経験値が貯まることで、
できることが広がるね。

まとめ|8つの要素は「今の職場」を見直すものさし

やりがいは「あるか・ないか」ではなく、8つの要素の組み合わせでできています。いくつ満たされているか数えてみると、いまの職場で続けるか、環境を変えるかを考えるヒントになります。

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