看護師として働いていると、「いつまで夜勤を続けられるかな…」と不安になることはありませんか?
将来を考えて、夜勤のある生活に不安を感じるようなら保健師への転職も解決の1つとなります。

看護師を辞めて保健師に転職したいけど、後悔しないか心配…



結論、私の周りでは看護師から保健師になって皆満足してるよ!
看護師でも保健師でも社会人経験のある人の採用は歓迎されます。



現場は即戦力を求めているんだね。



もちろん新卒採用もあるけど、社会人としての常識(基盤)がある状態だと現場も心強いね。
本記事では、経験談を踏まえながら、看護師から行政保健師になるメリット・デメリットについて解説します。
看護師から保健師に転職するメリット5つ


看護師から保健師に転職するメリットは、主に以下の5つが考えられます。
- 夜勤がなくカレンダー通りの出勤
- 医療行為がなく身体的・心理的負担が軽くなる
- 医療関係者以外と関わることで視野が広がる
- 予防医療でより広い視点で携われる
- 自治体の政策に反映できる



保健師として働いたことがないから興味深い!



実際に働いて感じるメリットを1つずつ紹介するね。
【働き方】夜勤がなくカレンダー通りの出勤
看護師から保健師になるメリットとして、一番に勤務環境を上げる人は多いです。
私の周りで看護師から保健師になった人は、「夜勤をずっと続けるのは無理」「夜勤は体調がおかしくなる」とよく話していました。



やっぱり夜勤がなくなるのはありがたい!



カレンダー通りの出勤はプライベートと両立しやすいよ。
- 夜勤がない
- 土日祝休み(カレンダー通りの出勤)
- 残業が当たり前ではない
保健師は夜勤がなく、年齢を重ねても続けやすい仕事です。
カレンダー通りの出勤のため、友人と遊ぶ・子どもの行事などプライベートと両立しやすいです。
急なナースコールや引き継ぎで残業が常態化している病院もありますが、「残業せずに仕事をする」が基本です。



保健師でもサービス残業が常態化している自治体もあり、勤務先によるのが実態だけどね。
【仕事内容】医療行為がなく身体的・心理的負担が軽くなる



人の命を預かる看護師。仕事前はかなり気を引き締めるよ。



保健師は医療行為がない分、負担は軽くなるかもね。
保健師は対人業務もありますが、デスクワーク中心の仕事です。
立ち仕事中心の看護師と比べると、身体的負担は軽減されます。
人の命を預かる緊張感のある医療行為はないので、心理的にも楽になる可能性が高いです。



「保健師ならではの困難」は、デメリットで解説するよ!
【仕事内容】医療関係者以外と関わることで視野が広がる



公務員っていろんな職種の人がいるんだね。



事務職以外にも建築・土木・心理士など、幅広い専門職がいるよ。
病院で働く看護師は、医療職と関わることが多く特殊な業界です。
保健師は街づくりに携わる様々な職種の人と協働して働くことで、視野の広がりを感じます。



いろんな職種の人と話す楽しさがあるよ。
【仕事内容】予防医療でより広い視点で携われる



看護師との違いは、予防医療の観点で関わるという点だよね。



保健師は公衆衛生を念頭に、全体を把握しつつ個人に介入していくよ。
分野 | 活動目的 | 予防活動例 |
---|---|---|
母子保健 | 乳幼児の健常な成長発達 | 健診・相談・家庭訪問 |
成人保健 | 国民皆保険の継続(医療費抑制)。 疾病の予防・重症化予防。 | 健診・相談・家庭訪問 |
高齢者保健 | 高齢者の介護予防・健康な生活。 | 介護認定・相談・家庭訪問 |
感染症保健 | 感染症の拡大防止 | 予防接種・予防啓発活動 |
精神保健 | 精神疾患の予防・早期発見・治療・社会復帰支援。 | 相談・予防啓発活動 |



相談や家庭訪問が活動の軸なんだね。



悪くなる前の予防段階で関われるという働きがいがあるよ!
【仕事内容】自治体の政策に反映できる
保健師は地域住民の健康を守る専門職として、健康状態を改善するためにさまざまな施策を実施しています。
「自治体の政策に自分の考えや意見を反映できる」という点が大きな魅力です。
行政保健師の意見が政策に反映できる理由は以下の通りです。
- 住民との密接な関わり
- 政策立案への参画
- 行政組織の一員としての地位
保健師は地域住民と直接関わり、健康相談や予防活動を行う中で、住民の生の声を聞き、ニーズを把握することができます。
地域の健康課題に関する統計調査を常に行なっており、行政組織の一員として政策決定の際に自分の意見を述べることができます。



税金を使った政策に意見を反映させることができるのは保健師ならではだね。



全体的な統計を念頭に、自治体の政策に反映させていくよ。
看護師から保健師に転職するデメリット5つ


行政保健師になるデメリットもあります。



看護師から保健師になるデメリットも知っておきたいな。



自分に保健師は合っているのか考えながら見てみよう!
- 事務作業が多く専門性を感じにくい
- 対人業務が減る
- すぐに結果は出ない(長期的視点が必須)
- 1人で作業することが多い
- 平日に自由に動ける日は少ない
【仕事内容】事務作業が多く専門性を感じにくい



保健師はパソコン作業が多いイメージだよね。



向き不向きがあるね。
看護師は注射やバイタルサインのチェックなど、専門職としてのスキルが明確です。
一方、保健師の活動は教育ラダーがまだ未熟な自治体も多く、専門性は個々の学習に大きく委ねられている現状があります。
保健師としての専門性より、公務員としてスキルアップする道が多く、専門職としてのスキルが育ちにくいと感じる人も…



専門看護師や認定看護師などの制度はなく、保健師としてのステップは不明瞭な部分が多く感じるね。



統括保健師の存在で徐々に明確化されてきているけど、看護師と比較すると否めない部分は多いね。
【仕事内容】対人業務が減る
病棟で働く看護師は、毎日患者さんのベッドサイドで看護を実践し、対人業務がとても多いです。
一方、保健師はすでに述べた通り、事務作業が多く合わないと感じる人も…



常に患者さんの側で看護を実践していたい人には向いてなさそうだね。



保健師は“公衆衛生”が基本で、統計データの扱いや記録など事務作業が多くなりがちだからね。
【仕事内容】すぐに結果は出ない(長期的視点が必須)
健康増進には、今までの生活習慣の改善、運動習慣の定着など、個人レベルでの変化には時間がかかります。
地域全体の健康増進となると、何年〜何十年の視点が必須。
保健師は短期的な成果を求めるのではなく、持続可能な取り組みを続けることで、より効果的な健康増進を期待しながら活動しています。



入院期間が短くなっている病棟と比べると、「元気になって退院する」までとは随分と違う視点が必要そうだね。



すぐに効果が出ない仕事をコツコツと積み上げていく忍耐力も必要だね。
【仕事内容】1人で作業することが多い
病棟で働く看護師は受け持ち患者さんを持ちつつ、引き継ぎながらチーム全体で看護をしている感覚が強いです。
保健師は、担当の対象者さんが決まれば困った時は相談するものの、基本的には1人で対応し支援することがほとんど。
担当の事業もほぼ1人で責任を持って作業します。



確かに、1人で机に座って黙々と作業している保健師さんが多いイメージ。



「裁量が大きい」と捉えることもできるね。
【働き方】平日に自由に動ける日は少ない
夜勤のあるシフト制の看護師との違いで、保健師は有給を取らない限り平日の休みはほぼありません。
平日の人が少ない時に、買い物や旅行などをするのが好きな人にとっては働きにくさを感じることも。



平日の休みは貴重なんだね。



自分がどう働きたいか、生きたいか、価値観の確認が必要だね。
【体験談】看護師から保健師に転職して後悔するのは少数派





看護師から保健師に転職した人は、後悔なく働けているのかな?



冒頭でも述べた通り、私の周りでは後悔している人はいないよ!
私の周りでは、看護師から保健師になった人が多くいます。
- 大学病院のNICU病棟で働いていた保健師Aさん
- 3年目で将来のことを考え行政保健師への転職を決意
- 27歳で行政保健師に
- 1年目に急性期病棟に配置された保健師Bさん
- 半年で体調を崩し休職状態に
- 非正職員の行政保健師から始め、28歳で正職員に



やりたいなら非正職員から始める方法もあるんだね。



看護師から保健師になった人も辞めることなく、保健師を続けています。



看護師は辞める人が多いけど、保健師は少数派なんだね。



子育てやプライベートと両立しやすく、離職率は4.7%と低いよ(令和6年度保健師活動領域調査)。
看護師から保健師への転職はおすすめ





保健師になりたい気持ちが強くなったよ!



デメリットも知った上で保健師を目指してほしいから、良かった。
子育てをしながら夜勤をするとなると、心身の負担が大きくなります。
将来を考えて、保健師に魅力を感じるなら少しでも早く行動しましょう!
採用試験は年齢制限のある自治体が多く、早めの行動が鍵となります。



保健師の仲間が増えると嬉しいな。